ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

スネちゃんや奈良さんのことを書きたいのだが、時間ない



日曜日。
全然よくならない。匂いしない。味しない。鼻つまる。喉イガイガ。ツライ。
今日はぬくぬく本でも読もうと思っていたら、家族の機嫌の悪い声。
自分のとこでとめておけばいいのに、なんで人のことまで機嫌悪くさせちゃうのかなぁー。
逆ギレ気分になって、苦しいけど大掃除はじめる。
マットやクッションカバーのガシガシ手洗いとか。ついでにお風呂場の大掃除とか。
はずみがついて、ホットカーペット他冬物撤収。フローリング水ぶきしてラグに入れかえ。ほんとはまだ寒いんだけどね。


ま、勢いづけてよかったのかも。ダラダラしすぎず終われた日曜。
鼻と喉は悪くなるいっぽう。
熱々のカフェオレを1日で3杯くらい飲んだ。
淹れたてのコーヒーをさらに熱して、別に熱した牛乳に投入。
胃が「あっつい〜」って言ってるのがわかるくらいのカフェオレ。
何杯も飲んだら夜中に匂いがわかるようになってきた。

読んだ。


各所で大絶賛の嵐の本。
書評とかいろいろなところで目にした。
気になっていたら、図書館で発見。


◆わたしを離さないで

わたしを離さないで

わたしを離さないで

丁寧に丁寧に読んだ。けど。
読み進めたくなるおもしろさは抜群だったけど。
すごい本だとは思うけど。
うーん、大絶賛はできないな。私は。


内容書くとネタバレ率高くなりそうなので書けないのだけど、
私は、この話の、皆が仰天するような題材がどうこうというよりも、

子供から大人になる間の、学校生活。友人や先生との人間関係。心の揺れ。そして嫉妬、嫉妬、嫉妬。
ほんの些細なできごとの積み重ねを事細かに書いている姿に驚いた。


大人になってもはっきりと覚えているのかこんなこと。回想できるのか。そんなしぐさや気持ちまで...。
そう思えるくらい。


それを書き綴っているところに、私は敬意を表したい。
普通の青春小説でははしょってしまいそうな「うだうだした」部分をとにかく細かに描写しているところに。



それは、途中で明らかになる登場人物が背負っている特異な運命や宿命を語るうえで大事な前奏だったわけなのだけど
私は、この物語の肝になっている「特異な運命」にそれほど驚かなかったし、それについて考えるつもりもない。
これが、ほんとうのことになる世の中は、くるのかもしれないし、実際に来ているのかもしれないけど
どうも現実に突きつけられた感じがしない。「うそもの」「つくられたもの」「SF的」な話と感じてしまった。
それは私が世の中の現実から目を反らしているから?と言われたら反論できないんだけど....。


あと、なんとなく「ですます調」に違和感がある。でも、「ですます調」だったから丁寧に読み進めることができたのかもな。と思わないわけでもないんだよなー。


でも、外国文学苦手な私が、飽きることなく340ページ、丁寧に読ませてくれた本には感謝。




最近読んだような気がする本


オートフィクション

オートフィクション

金原さん、突っ走ってます。ぶっちぎってます。
この人にしか書けない域をつくりだしてるのはすごい。
ま、非常にお下品つうかダメな人には不快感漂うだろう小説ではありますが...(笑)
被害妄想girl。主人公壊れきってます。
これ作者本人とだぶらせそうになるけど、絶対違う。
それをわかっていて楽しんでいるような...。確信犯的。
オートフィクションとは「自伝的創作」って意味だそうです。やっぱ創作か。


夜をゆく飛行機

夜をゆく飛行機

やっぱり角田さんおもしろいなぁ。
角田さんより森絵都さんの方が好きかなぁ〜と思ってたけど、
森さんは最近ちょっと優等生っぽいかも。
角田さんの読感ってほっとする。これは最終的にほっとしない話なんだけどね。



ヘンリエッタ

ヘンリエッタ

内向的不思議ちゃんワールド。
ファンタジーで終わるのかと思ったら、
現実的なところで話が終わった。うーん、どっちなの?



少し変わった子あります

少し変わった子あります

森博嗣はじめて読んだ。
たいして感想なし。これでは森さんはわからない。


あとは昔の「暮しの手帖」とか、料理本を借りたりしてまする。