ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

アートじゃないけど...

そんなことで、へこたれてはイカンのです。
じゃあ、行ってみるかー、と、いまさら新潟でやっている「人体の不思議展」へ。


全国各地で大好評のこの展覧会。
ただグロイだけかと思って、そんなに行く気もなかったのだけど
なんだか自分のからだがどんなになっているのか、今の私はちゃんと確かめたほうがいいのではないかと。
そう思ったわけですよ。
見た友人も、口々に「おもしろかったですよ」とか言ってるし。


で、行ったらおかげさまでとても興味深かったので、食い入るように人体見て、説明文読んで..
とかしてたら、あれれれ〜  なんだか、目の前に星がチカチカ。血の気がひいてく。
うわー、これまずいなぁ、どっか、どっかないの....と思いつつ、
座れる椅子とかないもんで、座り込んでしまいましたよ。


頭ガガーーン。クラクラ。


スタッフの人に声かけられて、裏に連行されました。
バックのソファーにばたりと倒れ込み。あー私は何やってんのかなぁと。
そんなで3、40分ほど。アタマがんがんしますの。
周りの方にお礼を言って、それでも残りを観させてもらって退散。



一応感想言っとくと
・人間のからだもすごいけど、残そうと思ってあれつくってる人たちがすごいと思う。
みんな本物の人間。献体された人間のからだをプラストミックという新しい技術で標本にしてるそうで。触るとツルツルしてるのよ(1体だけ触れるようにしてあった)
フラワーアレンジの世界で言えば、今流行りのプリザーブドフラワーのようなもんか。(違うけど)
・今日は、たまたま、博士のような人が本をもって説明していたのだけど、正直、人がたくさんいると、その輪には加わるのは難しいわけで。
できたら、人体標本の他に、人体図とかもちょっとでいいから展示してあると親切なのにな。と思った。
あと、説明書きも小さすぎる。年寄りじゃなくても、目を凝らさないと見えないもんな...。
・からだを治すべく、勉強のために観に行ったのに、そこで倒れてちゃあ意味ないよね。
私の頭は痛くなるのか。どこが、痛いって感じてるのか...ってのが標本みてわかればいいのに。でも、わかるわけないのだ...。だから、ちょっとむなしいのだ...。
・でも、すごく混んでいたのに、スタッフの人も押し付けがましくなく、とてもよい感じで対応してくれた。帰りにも女性のスタッフが声かけてくれた。ちょっと感激した。(具合悪くて、顔さえも覚えていなかったのに...ごめんなさい)
HP→http://www.jintai.co.jp/main.html


私も、役に立つのなら、献体してもかまわない、と思うよ。
ドナー登録とかもしたいな、とか思うのだけど、なんかめんどくさくてやれてない。
だけどああいうのって、死んだ後、家族としては悲しいものなのかなぁー。

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どうでもいいけど、こんなじゃ、ほんとにまた働けるのか。それがいちばん不安なトコで。
ちゃんとゴハン食べてるのになぁー。いったい何が...