年末に借りてた本返しに(実は返却期限切れてるし。ちゃんと連絡はしといたけど)近くの図書館へ。図書館というより図書室な雰囲気ですけど。
新しく気になった人の本はあるだろうかと、淡い期待を抱いていったのに、やっぱりなかった。結構名前のしれた昔の作家さんだったりするのだけど、なんでだろね。図書室は品揃えがほんとにビミョー。
だったら本屋に本探しに行けばいいものを、
新刊戻り棚あたりに、最近のものをちらちらとみつけて、結構たくさん借りてきちゃった。
こうして「わたしの中の、新しく気になる本リスト」は後回しになってしまうのです。
実家で読んだ「ブルースノウ・ワルツ」の中で、主人公(お金持ちのお嬢さま)のお手伝いさんが「本読むのがしあわせで。でも時間がないから、台所でお鍋を火にかけながら本を開いたりもする」とか言ってるシーンがあるのだけど、なんとなくわかる。読みはじめると読みおわるまで手放したくない感じが。
ここのお嬢さまみたいに「棚にある本、好きなのなんでも、持っていっていいから」とか言ってくれる人いませんかねー。
そんな感じで、去年はほとんどメモできなかったけど(まあそれほど衝撃作にであえてないから)
またメモ程度に本日記も復活かも。
はまぞうちゃんも復活?
これ、衝撃作だった。
エイミさんってこういうのも書く人だったんだー。呆然。
中学生とか読んだほうがいいよ。そのへんの中学生とかひっつかまえて読ませたい(笑)
友人関係とか自殺とかいじめとか考えてる人みんな読め!とかいうと、なんだかお堅い本みたいですがそんなこたない。
こんな本、若いころ読みたかった。って読みながらしみじみ感じた。
大人も必読。もう、これ見た人みんな読めばいいよ。
「ぼくは勉強ができない」とかも大好きだったけど、
基本的には、恋愛書きの人だと思ってたので。
「風味絶佳」とかも、バブリー臭(金持ち臭)漂ってて、おまけにうますぎて(エイミさんのお得意パターン)つまんないな...。とか思ってたけど
わたしの中のエイミー株ガンガンあがりました。
でも、もしかしたら、おこちゃまはこの重い本と一緒に「ぼくは勉強ができない」とか「放課後のキイノート」とかも読んだほうがいいのかも。
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◆豊島ミホ「陽の子・雨の子」
奇妙な話..かも。
これも、中学生の成長物語的な部分もあるんだけど、ダメで弱い大人の話です。
でも、4年間行方不明はありえない。それ犯罪じゃん。ってどうしても思っちゃう現実的な自分。
豊島さんて、「覗き」が実は好きなんじゃ?「青空チェリー」とかもそうだったし
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かえした
◆瀬尾まいこ「強運の持ち主」
ここ最近の瀬尾さんは、あまいなーって話が多くて、どうもぼんやり。ピンと来てなかったんだけど、
これはあーおもしろかったって感じ。普通の女の子から転職した占い師をめぐる連作。
ただ、笑えて元気になるほうの「おもしろい」なので。
初期作品のおもしろさ(心に残るもの)とはちがうんだよな....。
でも、一気によんじゃった。息抜きにオススメな本
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