ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

映画
◆「鉄コン筋クリート
  街の描写がすごいわぁー。外国みたいな架空の街なんだけどちょっと浪速風味だったり。
  それから映画全編の色が独特。ちゃんと色彩ディレクション係がいるみたい。エンドロールにあった。
  最初、シロの声(=蒼井優ちゃん)には違和感感じたんだけど(ちょっとクレヨンしんちゃんチックな印象)観てるうちにそんなことなくなっちゃった。クロの声(二宮君)ははまっているというか、不思議なくらい浮かない声。聞いてて安心する。
  正直わかりやすい展開とはいえないとは思う。でも、言いたいことは伝わる。「クロのもってないものをシロがもってる」という言葉がすべてなのかも。
  でもたぶん、映画には描ききれてなかったものもあるはずだとおもうんだよねー。だって松本大洋だもん。マンガで読んだ方がもっともっと感動するような気がするんだよね...。昔、松本大洋大ファンといってた知り合いのイチオシはこれだったし。(なのに読んでないんだけどー)ということで、原作読みたいです。

  
◆「それでもボクはやってない
 なんかツライっす。映画がツライというんじゃなくて、この現実がツライ。見終わって、ため息でそう。
 加瀬くんは、ほんとにひ弱な一般人演じてました。やっぱねー、私、加瀬亮のひとえまぶたがスキだわー。
 陪審員制度とか始まったら、この現実は変わってくれるのかなぁ。だってさぁ、これ、ふつうに傍聴してたら判決は○○だと思うよねぇ....。
 だけど、私が人を裁くことになったら恐しいよー。それありえない話じゃないわけだよね。裁判官と検察の関係もどうかしてるけど、一般人に任せるのも怖い怖い....


 封切り前後にテレビ嫌い(たぶん)の加瀬君を結構テレビのプロモーションで見ました。なぜか、バカでかい黒ブチめがね(コント用かと思うような)とかかけて、ダサそうな青年役ででまして。映画でもそんな役なのかと思ってたのに、全然違って、こぎれいな好青年...。あのバカめがねは何だったんでしょーか。ただの加瀬君の趣味??それもこわいっ


◆「マリー・アントワネット
 衣装が、インテリアが、お菓子が、姫が、もう超キュート、いや、超ラブリーです!ゴージャスでキュートなお姫さまルックから、ロハス〜な感じのナチュラルルックまで。女の子がわくわくするための映画〜。私見たときおばさま方が多かったけど、きっとおばさまもきっとかわいい〜って思ってたはず!?わたしはぁー、姫が添い遂げたあとに草むらに体投げ出しす時の満足そうな顔にメロメロ。かわいい顔はいっぱいあったけど、あの幸せそうな顔がさいこう。
仮面舞踏会なのに、曲がロックだったり(でもとってもよかった)監督さんたら遊んでます。
どこまでがホントなのかわからないけど、遊びたい気持ちとか、かわいいものがスキとか、噂ばなしとか、どの世もおなじ。(っていいたいんだよね?)朝日を見たい〜とかもね。
でも、歴史はちゃんと動いていて。切ない現実がやってくる。
ね、世界史の復習したくなるー。それからベルばらが読みたくなってしょうがないよ、私。
だけど、実は前半部、私にはかなりつらかったっす。かわいいはずの映画なのに1日中ブルーどんより...。 こどもこどもって!(←超私事っす)