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建築家・デザイナーの佐藤オオキ

おもしろかったー。よかったー。
佐藤さん、27歳とは思えない。2.3年前まで学生だったとも思えない。（とはいいつつ、在学中に貿易関係の仕事してたらしいけど）
器用な人、頭のいい人、落ち着いた物腰の人、そして全く嫌みのない人。この人、なんか人徳みたいなものが感じられる。

引き出しの家、は、「引きだしてないじゃん！」ってダンナとケチつけてたけど(笑)、いやー発想はすごい。そして実際商品化しちゃうところも力だよなぁー
まあ、私はこの家に住んだら、たぶん、部分を引きだしたらそのままになっちゃいそうだけどねー。（最高に片付けベタだよ）

ガラスのカラフェセットにしても、アイデアだけでなく短時間でそれを完成した形にしてしまうところ。すぐさま金沢の職人さんのところに飛んでしまう身軽さ。大企業じゃないただのデザインオフィスのはずなのに...いや、だからこそなのか？　さすが

nendoはデザイナー集団ではなくて、むしろ同窓会ノリ、って言っていたけれど、仲間〜って感じがとてもうらやましかった。それにしても、nendoのみなさん、メガネ率高っ！

先日、なんかの雑誌にスタイリストの伊賀大介さんが出ていて、彼が、スタイリストをめざしている人は、100％洋服買う、じゃダメ。みたいなことを言っていた。本を読めって。
服30、本30、映画20、その他20...（詳細は忘れたけどこんな感じ）じゃなきゃって。
佐藤さんも、似たような感じのひとだと思うんだな。
デザイナーっていうのは、よいデザインができればいいってわけじゃない。
お金のことも、人との関係も...というようなことを言っていて、ああ、このひとだから成功するんだなぁって思った。
バランス感覚、っていうか、いろいろなことを見れる人。
普通の人が、この人のマネしても、うまくいかないと思うんだよね。やっぱり人徳？？

まあ、一芸に秀でている職人さんみたいな人も、それはそれですごいとは思うんだけどさ。

以上、オススメなので、気になったら是非再放送みてほしい〜