ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

カンバセーション・ピースとか読みはじめたら、全然すすまないの。
サラサラと読める本しかよんでません。忘れないうちに最近のメモ。


三崎亜記 「となり町戦争」
読んでる最中はおもしろそうだと思っていたけど、読み終わったらなんか拍子抜けというか、
あんまりおもしろいと思わなかったのはなんでかなぁ?
題材はおもしろいと思うけど、結局実態がわからないというか。
私は、種明かしを期待してたんだけど、結局そんなものなかったんだよね。
戦争をやっているというのが彼の周りでは周知の事実なのか。それさえもなんだかよくわからない。
終盤、恋愛物にすり替えられちゃった感じも...(かといって、恋愛小説とは全く言えないのだけど)


私達が戦争と呼ばれているものだけが戦争じゃない、ってこと?
私達が、「それ」だと思っていることだけが、「それ」ではない、ということ?
それが言いたかったのかなぁ?とも、思うけど、作者の真意が私にはわからないまま。チャンチャン。
まさか「あなたの町でも、こんな戦争やってるのかも...」って言いたいわけではないですよねぇ?


となり町戦争

となり町戦争


佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」
あー、やっちゃったよ。私向けではナイ(笑)
新感覚モノを書く人だというのは知ってたけど。やっぱ、こういう感じなの?
乙一っぽい。乙一とちがってギャグ少ないけど。

私、特に好きでもないんだよねー。こーゆーのは、マンガで読みたい。絵で見たい。それもヘタクソな画でね。
人を殺す話は、死ぬ気で書いてほしいひとなのねー、私。


あ、表紙のクマは、ちゃんと中身とリンクしてました...
そう、キモチワルイしコワくもあるけど、この人の文章はなんだか読みやすいなぁ。

子供たち怒る怒る怒る

子供たち怒る怒る怒る