カンバセーション・ピースとか読みはじめたら、全然すすまないの。
サラサラと読める本しかよんでません。忘れないうちに最近のメモ。
◆三崎亜記 「となり町戦争」
読んでる最中はおもしろそうだと思っていたけど、読み終わったらなんか拍子抜けというか、
あんまりおもしろいと思わなかったのはなんでかなぁ?
題材はおもしろいと思うけど、結局実態がわからないというか。
私は、種明かしを期待してたんだけど、結局そんなものなかったんだよね。
戦争をやっているというのが彼の周りでは周知の事実なのか。それさえもなんだかよくわからない。
終盤、恋愛物にすり替えられちゃった感じも...(かといって、恋愛小説とは全く言えないのだけど)
私達が戦争と呼ばれているものだけが戦争じゃない、ってこと?
私達が、「それ」だと思っていることだけが、「それ」ではない、ということ?
それが言いたかったのかなぁ?とも、思うけど、作者の真意が私にはわからないまま。チャンチャン。
まさか「あなたの町でも、こんな戦争やってるのかも...」って言いたいわけではないですよねぇ?
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◆佐藤友哉「子供たち怒る怒る怒る」
あー、やっちゃったよ。私向けではナイ(笑)
新感覚モノを書く人だというのは知ってたけど。やっぱ、こういう感じなの?
乙一っぽい。乙一とちがってギャグ少ないけど。
私、特に好きでもないんだよねー。こーゆーのは、マンガで読みたい。絵で見たい。それもヘタクソな画でね。
人を殺す話は、死ぬ気で書いてほしいひとなのねー、私。
あ、表紙のクマは、ちゃんと中身とリンクしてました...
そう、キモチワルイしコワくもあるけど、この人の文章はなんだか読みやすいなぁ。
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