ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

ばかばかばかばかー。
モノをなげつけたい。
フガー。ドヒャーン。バゴーーム。


たまたま帰ってきたダンナにすごい勢いで、あたりまくってたら
隣のおかーちゃんがなにごとかとのぞきにきたよ。
ケンカじゃないよ。大声で話してただけ。叫んでただけ。聞いてもらってただけ。



べつにだれが悪いわけでもない。
みんな自分のこと心配してくれた結果で
気持ちはありがたすぎるくらい。
でも、タイミング悪すぎた。私はロボットじゃない。
気持ちを切り替えたあとにあともどりなんてできない。
どわーーって、この気持ちをなににぶつけたらいいのかわかんなくって
わんわんさけぶ。
こんなのはじめて。


きょういちにちは、なかったことにすればいいの。
ここで、おしまい、でいいのさ。

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たぶん、みんなが思ってる以上に
こんなふうに、まいにち台風みたいに事件はおこって消えてゆくのです。

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朝起きたくなくてぐだぐだ。
やらなければならないことを前にぼわーんとしていたら


お昼に帰ってきたダンナが、つくってくれた。
チキンライスのふわふわ卵のせ
見た目オムライスとはちと違う。


うまーい。
ふうわり、からり。
なんでもないものなのに、なんでこんなにおいしくできるのかなぁ。謎。



テレビで大変そうなニュースをやっていた。
「あんたが悩んでるうちに、大変なことになってんだよ」
「地球滅亡とか??」
「まあ、そんなとこ」
といわれたけど、航空機が着陸できないとかそんなニュースだ。


「べつに今滅亡してもいいや。
滅亡するなら、おいしいもの食べてて、一緒にいるときであればいいもん」


といってるあいだに、航空機は無事に空港へ。着陸。
地球滅亡はしなかった。
飛行機もこわれなかった。
乗客にケガもなかった。
チキンライスはおいしすぎた。
ということは
しあわせなんじゃん。