ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

愛がたりないわー。たりない。まったく足りない。


そんな帰り道、ラジオで流れる鹿王の「愛について」
まったく木枯らしに凍える日だわー。今年も温かいスープを飲もう、な季節ですね。
しかしこんな日々にはちょっと切ない。

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休み。休日らしい休日を、と朝からでかけた。
「ミルコのひかり」も「童貞をプロデュース。」(ミネタ君もでてたらしい)もみそびれてた。
でも、きょうこそは、新しくなったシネウインドへ!
なんて意気込んでいたはずが、上映時間に間に合わない(笑)


遅刻ですいませーん。と受付でチケットもらうと「まだ予告編ですよ。」の声。間に合った。
後ろのドアを開けるともちろん場内真っ暗。いつものように席を探そうとしたら、いきなりぶつかる。イテテ。
なんと、椅子が増えてるの??いままでまっさらだった場所に座席が...。
とりあえず、そのままうしろに座って観賞。椅子はやわらかくなってた気もするけど、基本的にはいままでどおりの小さい感じ。


「逃亡くそたわけ」
絲山秋子の本を映画化。主演は美波×吉沢悠
http://www.cinehouse.co.jp/


正直、あの本がこんなふうになるとは。イメージががらりと。あ、よかったんです!
画が美しい。まずそれ。ロードムービーなので、景色が美しいのはあたりまえなのかもしれないけど
映画全編に重なる色がすごく好みでした。
日本にも、こんな素敵なところがいっぱいあるのねーって、九州旅したいなーなんて、あっさり思っちゃいそうです。車の後ろの赤くない夕焼けの空とか絶品。
本では、もっとイケテないというか、コミカルな主人公たちのイメージも、実写では若々しくて生き生きしてるというか。なーんて。本読んだのもかなり前ですけどね。
まとめると、風景もステキ。音楽ぴったんこ(ピーズとashです!)衣装もいちいちかわいい。主人公ふたりもヨイ。
我修院さんやガッツの石松さんなんかも出てきて、笑えるところもおさえてあったり。
込み入った話じゃないので物足りない感もあるのかもしれないけど、わたしはすごく好きな映画。
そして私は、旅がしたくなった。河原で寝たい。海辺で寝たい。知らない街をあるきたいっ。


この本を読んだとき、絲山さんは、なんでこんなに薬に詳しいんだろな。と思っていたのだけど
パンフを立ち読みして理解した。本人も、そういう経験があったってこと。やっぱり。
ちなみに、パンフの最初には、東国原知事の言葉が...。宮崎フィルムコミッションの会長は知事なんだそーです。


ピーズいいねぇ。いまさらながら。
ashの音楽もきもちいい。


改装後のウインドは、ダークブラウンの落ち着いた内装で、外の照明の感じも少し高級チックにキラキラと。
だけど、変わったようでいて基本的には変わってないかもね。
しかしせっかく小奇麗になったんだもの、お客さんももっともっと増えたらいいなと思います。
緑の小鳥・ローレンスはあいかわらず、鏡ばかりみていますの。なんか見ててせつない。ついでにカゴも改装してもらったらよかったのにね?!


観賞後、電気がついたら、なんだか見覚えのあるうしろすがた。じーーと見てたらこっちに気がついた。病院帰りで午後から出社らしきY兄さんでした。スーツ姿をはじめてみたよ。


ここまで序章。このあと、こなさなきゃいけないこと満載で、体内糖分足りなくなったらしい。
今日もまだなんか足りない。つづきはまた。かな

日が暮れても彼女と歩いてた

日が暮れても彼女と歩いてた

「SOUND TRACKS&more」music for 逃亡くそたわけ

「SOUND TRACKS&more」music for 逃亡くそたわけ