ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

直島〜倉敷 4日目

◆4日目◆
とうとう最終日。
きょうこそは美術館制覇する!
11時のチェックアウト前に、朝から倉敷川沿いのお土産屋さん物色。(9時くらいから開いている〜)
荷物になりそうなお土産(食品、お菓子類)をたくさん購入してカバンに詰め込む。チェックアウト後も荷物預かってくれるんだそう(さすが観光地!とおもった)


・まずは大原美術館



 基本は 本館、工芸館・東洋館、分館の3館共通券になっていて(大原はでかい!)1日中出たり入ったりできるのです。
 加えて、児島虎次郎記念館も一緒に見れるチケットも売ってます。ともかくえらい。
  
 建物自体が昔のもので(本館は昭和5年の開館当初からのもの)、展示室や順路も、いわゆるホワイトキューブの美術館とちがって趣があっておもしろいのです。

 作品も西洋絵画の有名どころがざっくざく。
 奇跡のエルグレコから、モネ、ルノワールゴーギャンゴッホ・・・印象派からフォービズムにナビ派も集合。
 大原さんほんとにえらい。80年前にこんな美術館つくってくれて。

・工芸館・東洋館もよかったー。「民藝」大集合。バーナード・リーチ浜田庄司河井寛次郎の陶芸収集、棟方志功木版画展示室、芹沢圭介の展示室・・・。かと思うと、東洋の古代美術展示室も。
 建物の脇には、睡蓮の池も。モネの睡蓮の絵みたいに、もやもやした池。


 
・実は、ここで大きな間違いをしていた私。
「分館」の存在をすっかり忘れていたのです。なんかおかしい気もしてたのだけど。
気がついたときにはもう帰り道でした。梅原サンとか岸田サンなんかの日本絵画がほとんど見れてなかったわけですよ。
でもね、只今1階以外はどのみち工事中で入れなかったらしく・・・。よかったということにします。
なんだかんだいっても、大原の蒐集物って貸し出しもがんがんしているので、結構目にしているものも多いんです。
だから、きっとまたどこかでお目にかかれる作品があるはずさ。


・昼。スーパーに行きたい。醤油買いたい。といういつもの相方に付き合って
アーケード街のほうへ。いろは商店街?

先にスーパーあったよなぁと思ったものの、着いてみると市場?という感じでお醤油は揃っておらず
地図を調べつつ、駅前にスーパーがあるらしいのを発見。マルエツへ。

大きなスーパー。お醤油えらび放題(笑)私は地元お菓子を探すも、やっぱりあまり変わったものはナシ。
新潟だったら、おせんべい選び放題だけどね。岡山ってなんなんだろなぁー。
結局、醤油4本(それも庶民的なやつ)も買ってる相方・・・アホか。
ダンボールもらって、梱包。でも、ちゃんと持って帰るらしい。


・アーケード内は倉敷フォトミュラル開催中。
・アーケードに戻って、怪しげなお店NOTOYA(能登屋)で「カレーとコーヒー550円」をたのむ。


(一見、シンプルに見える壁)


(だけど、ポスターぺたぺた。あがた森魚のライブチラシもはってある。あやしいにおい。)


(550円。やすい。だがなぜ2枚貼るのか)


ダンナを置いてお先にひとり店をでると、とおりがかりのカップルの不審そうな視線!
チャレンジャーだと思われてそう。



・その後はまたも自由行動 倉敷川へ戻る

・児島虎次郎記念館 ここもよかった。目利きでもあり、洋画家でもあった児島氏の作品を年とともに確認できます。
 そして隣にオリエント館もあるのです。ほんとに豊富。おもしろい。


加計美術館 写真展をやっていたものの、今日はショップだけ見ておしまい。
・郷土玩具館 時間の関係でここもショップのみ覗く

・倉敷民藝館 よかったー。最近私は民藝づいてるなーと思うのですが。




・お土産屋さんかなーなんてあなどっていた川沿いのお店も、入ってみるといろいろおもしろい。
 民藝品店はなかなか興味深いものがたくさん。
 倉敷に民芸品店が多いのは、やっぱり民藝館の影響なのでしょうか。
 私も、これは!と思うものがあったら買おう、と思っていたものの、どうも決め手に欠け。
 安物の小皿やお椀をかったのみ。
 


・5時前にホテルに戻って荷物を引き取り、駅へ。
 歩きすぎか、ひねったのか、相方の足首がたいへんなことに。
 それでも、がんばってあるく。

・倉敷→岡山→大阪。帰り道は乗り換え少なめ。新潟まで、またも夜行バス。
 ひょんなことから、最後には不機嫌な帰り道になったけど。まあ、到着。
 やっぱり、家は、いいですね。


行商のひとみたい。
おみやげは「うすしお」の箱の中



あけるとそこは、しょうゆの山
高級とかお土産モノではなくて、その土地でふっつーに買えるしょうゆたち。がお好みらしい



4日目のツボ
・「倉帆布」の真っ白トートの置いてあった商店。中のつくりも置いているものも古いもの・新しいもの興味深いものばかり。時間足らず
・スーパーマルエツと醤油たち。そしてそれを持って帰った相方
・倉敷民藝館すべて。
大原美術館の児島虎次郎記念館にあった「奈良公園」の絵
・いろは商店街のベタな感じ



私、結構ガイドブックとか買って、予習しつつ旅するタイプなんですけど、
でも、おもしろいものって、ガイドブック以外のところに落ちているものだなーと思うんだよね。
街を把握するのには本は便利だけど、それ以外も適当に歩くことで、アンテナが反応するというか。
ガイドブックに載りすぎてるところって、観光地向けすぎたりで
アンテナが反応しない(入らなくていいやーとか思う)ことも多い。
逆に、地元商店街とかでつくっているマップとかは便利。活用すべき!と思うよ。
ま、これからも、私、ガイドブックも買うけどね!



つづく(まだ〜?)



付録