ひさびさに、一気読みしました。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/01
- メディア: 単行本
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伊坂すきーー。とか言いながら、初期の伊坂本、なにか読みそびれてた気がするんだよなーー
と思っていたら、これでした。
これ「春と夏」の話なの。
以前にこれを読んでいたとしたら、「夏」の私が覚えていないはずないんですもん。
そっかーこれだったかーー、と思って、文庫買い。
小説は図書館で借りることがほとんどで(本を増やしたくない)あんまり買わないんですけど
なんだかこれは映画の前に読んでおきたいような気がしたから。
ミステリーではあるのだけれど、登場人物が少ないせいか、読み進めているうちになんとなく犯人は読めてくる。でも、犯人を探すのがこの本を読む目的ではないのです。
それは重力ピエロだけじゃなくて、伊坂の本、全般について言えるのだけども。
読んでいると、本の中の登場人物を、ついつい映画化の役者さんたちの顔に変換しようとしちゃう自分がいるのだけれど、
自分が感じた登場人物のイメージと配役は、少しばかり違うかもしれない。
・・・なーんて。映画で役者さんたちがどう動くのか、楽しみ。
この話がどう料理されているのか、楽しみ。