◆庭園美術館のテラスにて
新館のミュージアムショップが休館中。なくなっちゃうのかな?
あのスペースすごくいい雰囲気だったのに。残念すぎる。
「Stitch by Stitch」鑑賞
わたしにとっては手塚さんの作品がすべてだったかも。あの作品ありき、の展示だと思う。
それぞれおもしろいはずなのだけど、見終わって、なにか物足りない感が残った。
期待しすぎてたかなぁ。
でも理由はそれだけじゃなくて、
刺繍っていう作業は作家と作品のあいだになんだか執念みたいなものが感じられて、
第三者が入り込むのを拒んでくるような気もするんだよね。
がーんときたのは奥村綱雄「夜警の刺繍」の連作。おもしろかったなー。
作家本人のドキュメンタリーも垣間見れるすごい(それこそ執念なのかもしれない)作品。
図録売り切れのため、記録集みたいなのを購入。
書店では図録買えるそうです。
- 作者: 東京都庭園美術館
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 大型本
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◆MOTで、「メアリーブレア」展。
激混みでした・・・。
チケット売場で並ぶとは思わなかったもん(10分程度だけど)
ものすごいボリュームの作品数(3階から1階まで)に驚くも、
こんな混んでる展示室、私には無理です!って感じ。
おまけに、ディズニーも関わってるとあって、お子様連れも半端なく。
展示室のざわざわ感、少しずつしか進まない長い壁、監視さんの目も届かないくらいの人人人・・・
目薬さしたり、お菓子とか食べ始める女性客に軽くショック(さすがに、声かけずにはいられなかった)
たぶんこれは素晴らしい展示だと思うんだけど、私は入った瞬間に、ギブアップ気味。
結構流し見。動画アニメもほぼパス。説明ボードも朦朧として頭に入らず。
静かにゆっくり見れていれば、絶対おススメしてたと思う。
メアリーの描く画風の変遷とか、仕事ぶりとか、ほんとにすごいなぁと思ったもん。
そして驚くほど可愛いし。
あたしだって、イッツアスモールワールドは大好きでした。
ディズニーランドといえば、私にとっては派手なアトラクションじゃなくてココだったもの
(もう10年以上は行ってないけど)
そして、最後のグッズ売場のすごいこと!満員電車並み。激混み。
ディズニーランドのお土産やさんも、どこかの百貨店も目じゃないでしょう。
お客さんがすごいわけではなく、売るほうもすごい。だってポストカードだけで140種類って!クラクラします。
人垣で選ぶのさえも大変なんだけどね。(ポストカードコーナー近寄れなかった・・・)
MOTってすごいなー。そういうところが。
儲けなくてはいけない、という、巷の美術館のお手本みたいな美術館だと思う。
ある意味えらい。尊敬したい。
私はもちろん、すいてて静かな美術館が好きだけども。
◆MOTコレクションにて
「夏の遊び場」と命名された常設展。
ポスターを飾るのは、金氏徹平作品。
でも、なによりも、足を踏み入れた瞬間に
エルネスト・ネトの作品に遭遇できるのに感激。
やったー。
これが見れただけでたぶん満足です、わたし。
案内所で割引券ももらったし、そごうにも行ったというのに、
結局時間が気になってみれなかったミヒャエル・ゾーヴァ。
同じく時間切れで、エルメスの名和さんも断念。
まあ、予定なんてそんなもんですよね。