ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

鹿がやってくる日はやっぱり雨の予報。


行こうかどうしようかと昨日から思っていたものの、
いつものようにドタバタしていたら、仕事の進みのほうが気になって、
まあ、いいか、という気分。
まあいいか、の気分のなかには、自分なりに迷う事情や複雑な気持ちもあり。
こんな日だからちょうどよかった、と思うのが得策だなーと思えた。
開場時間くらいに、遠くの友人からのメールが届くも、今日は行けないと返す。
この十年くらい、パスしたのってはじめてだよなー。
彼女にはひさびさに会いたかったなぁーと思ってたけど、改めて会う機会があるはずだから、ね。


遠くからやってきたお客さまと一緒に、みなさんでちいさなごはんやさんへ。
何十年来と気になっていた、街はずれの西堀飲食店街。
ブルーバードでカツライス。昔ながらの食堂。新潟のたれかつ。
隣に座ってた酔っ払いのおじちゃんがなんだかかわいらしく、あいづち相手をしていたら
勉強会だったといって「子供のためのピアノ講座」という本を「あんたにこっそり」と見せてくれた。
おじいちゃんなんだ。なんかいいね。


かえりみちに、なんとなく気になってLOTSの前を通ってみる。
が、なにごともなく。もちろん音漏れもなく。
スタッフさんが、物販の準備をしているのだけが見えた。
通り過ぎたところで、めずらしく、長い電話の呼び出し音。
ちょっと気になって、コンビニに停車して電話をかけなおすと、なんだかびっくりの恋の話の顛末。
結局、夜の駐車場で長電話。
恋っていいよなぁー。うまくいっても、たとえいかなくても。
あのトキメキ気分は、恋してるときじゃなくちゃ味わえないもの。うらやましい。
連絡くれて、ありがと。
彼女の周りには、たくさんの出会いとときめきが落ちているから大丈夫。心配なんかしませんよ。
そうそう。前に進むだけなのだ。