ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

帰ってくると、向かいの駐車場で、男の子が天体観測をしていた。
尋ねると「月をみている」と、嬉しそうな顔で笑った。
とても寒い夜だった。


いいな


お母さんが窓から顔をだしてきて、みんなでうふふと笑いながら、
レンズの向こうを覗いた。
まんまるの白い月だった。




カーネーションをみている。
ゲゲゲの女房もおひさまもずっと見ていたけど、
楽しさやワクワク感やスピード感でいったら、一番おもしろいかも。
河瀬監督の映画や他のドラマでみていた尾野真知子と全然違う役だけどすごく似合ってる。


最近、洋服作ってくれるひといないかなあーーってずっと思っていて。
このドラマ見ていると、さらにそう思う。


10年くらい、好きな服がほとんど変わっていない。
だから、とりたてて買わなくてもひっぱり出して組み合わせれば
どうにかなっているわたし。
でもね、やっぱり着ていると生地が劣化しちゃうから。
気に入っている服と同じ型で、違う布地で作ってくれるひといないかなあーとたまに思う。
こんな形の服がほしい、と思っても、街には今年流行りの型ばかり。
あ、と思って試着しても、もうちょっと細身だったら、とか、もうちょっと丈が長くても、とかいつも思う。
欲しいものに出会えないのよね。
気に入ってた冬のコートも壊れてしまって、なんか切実にそう感じてる。



このコートもこのワンピースも、ばらばらにしてもいいから、
パターン起こし直して、気に入った生地探してきちんと縫ってくれる、糸子ちゃんみたいなひと、
新潟にいないかなあ。
そういう仕事している人がいたら、わたし頼むなあーー。
って、お金かかりそうだけどね...
だけど、そういう学校があるんだから、
ほんとはきっとどこかにできるひといると思うんだけどな。
やったら繁盛しそうだと思うんだけどな。