ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

エンディングノート をみるつもりが、
なぜか アントキノイノチ をみることに。
瀬々監督なんだなーと思ったら見たくなった。
とかいって「ヘブンズストーリー」も見逃してるんだけど。



周りのひとは、
あのタイトルどうにかならないの?真剣な内容なのにタイトルに負けちゃうでしょ。
と言っていたけれど、
映画を見たら、なんでこのタイトルなのかわかったよ。映画のタイトルとして適切なのかどうかは別として。


主役の岡田くん(きょうへい)も榮倉さん(ゆきちゃん)もよかったけど、
わたしが一番気になったのは、クラスメイト役のひと。えーと、松坂桃李くん。(読み方知らないよー)
松坂くんは、この役の嫌な感じがぴったりなんだけど。イケメン俳優とかで売り出すより、こういうひねくれた役とか悪役とかやり続けてほしいなー(希望)と思った。絶対合ってる!



この高校生、超悪役。何を考えているのか最後までよくわからなかった。どうしてこんな性格なのか、ストーリーだけでは察することもできない。
まあそこが現代のリアルなのかもしれないね。…といいながら、わたしは今の高校生のことはよくわからないのだった。そんなにみんな病んでいるのかなあ?殺したり殺されたり。
ただね、「みんな、みてみぬふりをしている。気づかないふりをしている。」のくだりはすごくわかるんだよね。
そう思えること、社会にはたーくさんあるもの。高校生じゃなくても。学校じゃなくても。
しらんふり。ふれないでおく。そんなことばっかりだよね。
そこがいちばん、映画で共感してしまった部分かも。



遺品整理業の仕事には、とっても興味が湧いた。ちょっと、おくりびとチックだったけど。わたしも、あの仕事やりたいかも。
あと、上司役に原田泰造さんがでてきてうれしかったな。今回は特別に役がよかったというわけでもなく普通な感じだったけど、泰造さんには役者もっともっとやってほしいのよ、わたし。


素直におもしろかったけれど、過去と現在がなんとなくテイスト違いのように感じられて。
映画すごいよかったー、とまではいかない感じ。
過去だけで映画作ってたらもっとすごいのできそう…
でもでも、心を病む話としては「ツレうつ」の10倍くらいよかったな。わたしには。


ちなみに、榮倉さんの役で一番すきなのはドラマ「グッドライフ」の病院の子ども専用看護師(?)さん役。あの感じすごく似合っていた。
岡田くんは、やっぱり「ホノカアボーイ」なの。素直な役はうれしい。でも、最近ひねくれ役ばっかりだよね。できる人だからしょうがないのか。