ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

で、初マイジョウなんですけど。「好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

このほん、よむのに、じかんかかったーー。なんどほおりだしたことか。
そんな人、私だけだと思うけど。なんだか、読んでると眠くなってしょうがない。ついウトウトしてしまう。
たぶん急いで読んじゃうとわからなくなる文、よーーーく読まないといけない文章っていうのがでてくるからなんだと思う。テンポのよい文体だと思うのに、たまに読みすすめなくなってしまう。そんな感じ。


表題の話は病気で死んじゃう彼女と、小説家である彼をとりまく話、というときこえはいいけど。まあぶっとんでますよ。SFチックなものも不条理なものも好んで読まないので、たぶん私はこの先、マイジョウを選ばないかもしれないけれど。でも、このひと、書きたいものが溢れているんだなぁって思えた。
夢の中にいる話とか、小説を書くということの話とか、わかるわかるこの感覚、って思った。夢をこんなふうに説明してもらった(説明っていうのか?)のはじめてだなぁ〜


しかし、この物語の中心は、愛っていう言葉で直球で突きさしてあって。
「愛しすぎるというのはそういうことなのだ。人を愛するにはそれくらいでちょうどいいのだ。」最後のセリフがすべてみたい。
柿緒ちゃんが治に言ったのマネして、わたしもおさむに「超超好きなの。愛してんの。」と い お う とおもうのでありました。(スミマセン超うざいです)


「ドリルインマイブレイン」はかなりグロイ話。男の子の頭にできた穴と角が生えた女の子。穴と角でやっちゃうような話ですよ。脳みそドロドロ。もうぐちゃぐちゃ。
でも、こっちの方が読みやすくて(しかし文章に改行ないけど。)「好き好き〜」を放りだして途中でこっちから読んじゃったよ。


あと、舞城氏は絵も描けるんですねー。いったいどんな人なのだろう、と、いろいろ想像してみたり。
覆面作家っていいよね。想像するのが楽しい。作家って最初は顔出しちゃダメな気がする。読む前にイメージができちゃって変な先入観みたいなものができるような気がするから。ホムラサンも、カワサキサンも、もし顔出してなかったら...と最近の私は考えたりもしちゃうのです。