忘れないうちに、最近の読了本
◆山川健一「ビトウィン」
- 作者: 川上健一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: 単行本
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田舎生活とか貧乏生活とかって、あこがれるけど端から見るほど楽じゃないんだろうなー。と私は思っていたのだけど、
参りましたよ。山川さん家は、楽しそうすぎる(笑)娘のヅキちゃん、かわいすぎる。イワナいっぱい食べさせてあげて〜(笑)
山川さんといったら、昔は青春疾走小説の名手みたいな人だったと思うのですが、なんと、体調不良から執筆生活を離れ10年間も断筆してたとか。その間の田舎生活の話。
しあわせなんだろうなぁ。このひとたち。田舎生活だからじゃなくて、そこに「愛」があるからだね☆
最近、作家として復活をされたようなんですが、その作品「翼はどこまでも」がものすごく評判がいいようで。今いちばん読んでみたい本ですよ。
◆生田紗代「オアシス」「タイムカプセル」
- 作者: 生田紗代
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/11/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 生田紗代
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/07/10
- メディア: 単行本
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若い。まだ大学でたてくらいなのかな?生田さんって。
ひびのできごとをつづっていく感じは、島本理生風味、かな?
私は、こんな感じの文章が実は結構好きだし、自分の学生時代の風景が目の前に蘇ってくるみたいでときめいたりするのですけど。
なんだけどな、この人の欠点は、とにかく着地しないところ。尻切れトンボもいいとこで。
はぁ?これでおわりかい?みたいな。 わたしは、その先が読みたいんだよぉーーーーー。
なにが言いたいのか伝えたいのか、全然わかんなくって、唖然とするんだよね。もったいない。
2冊ともそうなんだもん。ちょっと苦笑しちゃうよ。今どきの学生さんや家族の風景を伝えたいだけ?
島本さんとかよりも、私には好きな匂いがするので、なんかもう一歩がほしい。
そうじゃないとつまらないし、小説にならないんじゃないのかな。
※生田さんは、「ノンフィクション」なんじゃないか。といってるブログ発見。
納得....。小説風味のノンフィクションか。 そう考えたら、すごく好き。