ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

土曜日、
チェコ絵本とアニメーションの世界」を見に行く。
冬に目黒でやっていて、ちょうど東京に行ったものの時間がなく断念。新潟で見れるのはラッキー。
ギャラリートークでお勉強。
ヨゼフチャペックの弟がカレルチャペックなんだそーですよ。ふたりは仕事上のパートナーだったとか。
トゥルンカの描く絵本のタッチとアニメのタッチに違いがありすぎてびっくり。器用な人だったんだろうなぁ。


子供向け(でもないけど)にアニメーションを何本か流しているのだけど、なんつーかチェコアニメの面白さってよくわからない部分がある。
キャラクターのことじゃなくてストーリーが...。
モニターの前に座った連れは速攻で眠りの旅へ(笑)私も、眠たくなってきてよく内容を覚えていないものも。
そんな中で、日本でも人気の「クルテク」や「おおいぬフィーク」は素直に面白い。
クルテク見てたら、もぐらくんの健気さが愛おしくなって、図録も買わずに(笑)グッズとか買ってた。
前にどこかでもぐらくんのアニメを見たことがあるのだけど、なんだかアニメの印象が違う。
その時は日本版だったのかなぁ〜?

もぐらくん、ぼうけんだいすき―もぐらくんの絵本

もぐらくん、ぼうけんだいすき―もぐらくんの絵本

ちなみに、クルテクの原画はそんなにありません。
クルテクに限らず、チェコの作品は、作家が作品を持って亡命してしまったり、
絵本とアニメ描いている人が違ったりと、版権が難しい部分があるんだそうです。
それでも、社会主義国家ということで芸術や文学で制約されてた部分はあっても、
絵本に関しては「チェコ語や昔からのものを守る」という意味で、作家がある程度自由に作れる部分があり、
それゆえ芸術に秀でた作家が絵本も描くという比率が高く、多彩で高度な作品が多くなったとか。
そのほかチェコアニメや絵本の幅広さがわかって興味深い展示なのです。

こえにだしてよみましょう

こえにだしてよみましょう

チャペックのこいぬとこねこは愉快な仲間 (河出文庫)

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