ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

頭の中がぐるぐるなので、こりゃダメだなー
と思って、映画を何本か見ましたん。
焦ってるのに....


図鑑に載ってない虫
うーん。イマイチ....。
笑わせようとしてる感じが強すぎて、すべってるよね。
最初の水野美紀の社長のシーンから、びみょーに似合ってないかなーと。
あと、いろいろとコ汚いところがなぁ〜。匂ってきそうな。
私の好きなふせえりさんが、いつもと違った役どころ。
三木作品、結構期待してたんだけど
「亀は意外にはやく泳ぐ」みたいな、クスクス感くらいが私は好きみたいです。
最後の展開はスッキリ感あったけどね。


サイドカーに犬
長嶋有の小説のなかでは、「猛スピードで母は/サイドカーに犬」が1番スキなんす。
ただ、竹内結子がそれほど得意じゃないので、ヨーコさん役が竹内さん...ていうのに
不安を感じながら見たんですけど...。
とんでもないっす。これ、なかなかなか、よかった!
原作よりかなり肉付けされて、映画の世界が広がってました。
子供から見る大人の姿とか、新しい世界とか。
大人と子供の夏休み、が爽やかでちょっと切なく描かれてました。
17年前を表現する色もいい感じ。
なにより、この主役の女の子がいいのです。
最後のYUIちゃんの曲も、ものすごく世界に似合ってました。
まあ、ヨーコさん役はもっと無骨なひとでもいいかなーとは思うけど。
演技うんぬんとかじゃなくて、竹内さんキレイすぎる(笑)



私の好きな「毒」もないけど、こんな素直で爽やかな映画、イイですよ。
あー、そしてチョイ役の樹々希林。やっぱりすごいなーー。こーゆー役やるの本人楽しいんだろうなぁ(笑)


●夕凪の街 桜の国
最終日、ようやく見れました。
広島・原爆回想映画。過去と現在の2つの物語が交錯する構成。
涙するシーンはいっぱいあるけど、言葉にやられます。
麻生久美子演じる皆美の言葉。その母の言葉。


私たちは、戦争とか原爆とか「忘れちゃいけない」とか「伝えなければならない」
って思っているけど、
結局、直面してきた人にとっては「思い出したくないこと」「話したくないこと」
なんだなぁーという事実にノックアウト。
戦争とかの問題でなくても、
人間っていうのは嫌なことは思い出したくないし、喋りたくないものなんだもんね。
みんなそれぞれ、そういうものを抱えて生きているんだよなーとしみじみ思う。


60年経った今でも、戦争も被爆も終わってないっていう事実。
孫である本人でさえも、知ってなかったこと。
あたりまえだけど、考えさせられます。
優等生チックに聞こえるかもしれないけど、もちろん、この映画は日本人なら見てほしい映画だと思う。
やっぱり、伝えていかなきゃいけないことってあると思うから。


それにしても、田中麗奈が映画に出てるとなんだか安心してしまう私。
麗奈ちゃんって変わんないねー(いい意味です)
って、ただのファンか。

            • -

ということで。
最近の私は、素直で爽やかな映画を好んでるみたいです。
私は笑いも毒も強すぎるとダメ。そんだけじゃあダメ。
ストーリーとか美術とか何か他に突出してるものがないとダメ。
なのかなぁー。
一応、この3作品では寝てません。いや、図鑑〜は、1.2分ウトウトしたんだったかな。



最近2週間限定上映ってのが多くてですね、
恋愛睡眠のススメ、観れないまま終わっちゃった。
腑抜けども〜も見れないうちに終わりそうな気がする。
でも、アヒルと鴨〜は観たいなぁー。


そうそう、秋になったら、なんとウチの近くにシネコンできるっすよ!
タワレコも無印もできちゃうっすよ。
車で5分。じゃなくてもうちょっと...
ただ、渋滞がひどくなりそうなのが、すごーーーく心配なんですけど。
映画館近いのはものすごく嬉しい〜。