ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

ほんとうは映画の感想、ちゃんとかきたいのです。

って年明けてからずっと思っているんだけど、
次へ次へと進んでしまっておいてけぼり状態。
書きたいこといっぱいあるんだけどなー。
それにちょろっとずつ感想書き留めて、下書きに入れてたつもりが、消えてた。がーん。
やっちまったなぁー


今週は「ヤング@ハート」と「青い鳥」みました。


◆「ヤング@ハートhttp://youngatheart.jp/top.html?id=music
は、わたしも歌が歌いたくなったし!って映画。
そーいえば、ちょっと前は歌ってたんだよね、私も。ということも思い出してしまった。
80歳や90歳のジジババ合唱団
合唱団っていったらおかしいか。ロックコーラス隊。の、ほぼドキュメンタリー映画
ジジババがとても魅力的だし、そしてなんたってそれをまとめるボブさんのチカラ!!


あたしも、おばーちゃんになったら、ヤング・ハートに入れてもらいたい。
JBでもコールドプレイでもクラッシュでもソニックユースでもポリスでも、なんでもいい。なんでもこーい!
で、ここでメモ。
私が、観ながら、なんだっけ、これなんだっけ・・・と思ってた曲
「NOTHING COMPARES 2 U」(プリンス)でした。公式サイトに載ってたさ。
でも、これ、プリンスというより、私にはシニード・オコナーのイメージ。


歌っている曲の英訳詞が字幕に出るので、
それぞれの歌を聴きながらこれってこんな歌詞だったのか〜としみじみ思ったりもします。
NOTHING COMPARES〜は特にそう感じた曲



◆「青い鳥」http://www.aoitori-movie.com/index.html
これはもう観たほうがいいです!
おすすめしたい。にがい映画だけど。
これを去年見てたら、2008年の私のベスト3に入れてたかなぁと思ってます。


中学生の学校モノ。いじめ事件沈静後の中学校の話。
でも、陰湿ないじめがでてくるとか、そういう類の話ではなく。どっちかというと中学生の胸中の変化を描いた話。
ちょっとミステリー仕立てに進む話もすばらしいと思う。


教師役の阿部寛がすばらしい。というか、この役柄がとにかくイイ。
地味で変わった先生。あの発音であんなほほえみ顔。すごいよ阿部ちゃん!
もちろん、生徒役もいい。主人公である本郷奏多、大賀もよかった。あと、名前わかんないけど違うクラスの女の子も。
これ、ものすごく真剣に見てしまうので、かなりきついです。苦しいです
でも、話がきついっていう意味じゃなくて、真剣になりすぎちゃって体がきついっていう意味ね。
ニガイ話だけど、この映画はさわやかでもあるのです。
自分は、観おわったらこめかみが痛くて痛くてたまらなくなってたの。いろいろな思いをこらえながら見ていたせいだと思う。
たぶん、すごい眉間にシワを寄せながら画面を見入ってたと思うし。
私は涙を流してしまったけど、かといって、ガンガンに泣ける話ではまったくないはずです。


映画のテーマは「本気」です。
「本気」は伝わるってこと。
他にも「わすれないこと」とか「強くなんてならなくていいんだ」とかの言葉だとか
去っていく先生が新任の先生に託す「そばにいてあげればいい」の言葉などなど、
気になる言葉がたくさんでてくるんだけど、
それはそれで、よいにしろわるいにしろいろいろ考えさせられてしまうので
私が書き残したいのはとにかく「本気」その言葉だけ。



だけどねー、大人になると、どんなに本気で話しても、わかってもらえたと思っても、
どうにもできないこととか、どうにもしてもらえないこととか、伝わってないじゃん!って思っちゃう人とか、
そんなことはいっぱいあって。あきらめてしまうこともしばしばなんだけどね(笑)特に仕事では。
私なんか、今まで本気でぶつかって玉砕したことがどのくらいあったか!って感じなんだけどー


中学生っていっても、いつかおとなになってそういうことがわかるようになる。
おとなになると、「忘れろ」って無理やりおもわなくちゃいけないこともいっぱいでてくる。


「忘れないこと」って語りかけつづけるのは、大人になるために・成長するために、
必要なことなのかもしれない。そんなことを思った。
帰りの車の中で、心の中に言葉がたくさんあふれてきて
ぶつぶつぶつぶつ感想を唱えながら夜道を運転してたわたし。あぶないひとみたいだってばね