ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

モノクロームの少女 

びろーん。抹茶

17日、舞台挨拶あるよー。とY嬢に教えてもらったものの
仕事だもんなー、と思っていたら、
なんと急に休みが変更になってしまいまして。ラッキーな。
行ってきました。
栃尾(長岡)を舞台にした映画「モノクロームの少女」の舞台挨拶付きに。
http://www.is-field.com/monochrome/

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五藤利弘監督
音楽監督の原朋信氏(シュガーフィールズ)
エンディングテーマ担当のスネオヘアー 
そして、MCに棚橋和博氏!!
※棚橋さん以外は、みんな長岡出身者です。もちろん。


スネオちゃんといえば、棚橋さんですよね、やっぱり。
※棚橋さんは、月刊にいがた(スネちゃん「越後侍」連載中)やPasマガジンつくっているジョイフルタウンの代表さん。
全国区にもなってる、音楽インタビューマガジンCASTをつくってるかたです。
    

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舞台挨拶についてあまり告知してなかったせいか(Tジョイ新潟のサイトでは、詳しくは追って、と書かれながら、結局時間がアップされないままでした・・・笑)
広い劇場なのに、お客様が満杯という感じではなくて残念でしたけど。
そのあと、挨拶隊4人さんは長岡Tジョイへ直行だったようなので、長岡に参加したお客さんが多かったのかも?


挨拶は20分くらい。地元雑誌にもインタビューが載っているので、読んでみてくださいな。
私は月刊にいがたをちょっと見ましたけど、
PASマガジンにはかなり詳しく載ってますと、監督さんがおすすめしてました。


◆かんたんメモ◆
・とにもかくにも、シュガーフィールズさんとスネオさんが生で並んだ図、私ははじめてみれたので、なんだかうれしくて。
・棚橋さんも紹介されてましたが、原さんは、もともとスネオさんやくるりが育ってきたインディーズレーベルを手がけてらっしゃる方。カフェ・オ・レーベルですね。http://www.cafeo.com/
原さんはシュガーフィールズとして自身も活動されているのですが、
その音楽と今回の映画音楽がまったく別物にできていて、こんなのつくれるんだーと驚いた、という棚橋さん&スネオさん。
・原さん自身は、脚本を読んだ時点で、自分のよく知っている風景・原風景を音にすればいい、と思ったそうで、「難しい仕事ではなく、むしろ楽な仕事だった」とのことでした。
・おいしいところだけかっさらっちゃったのはスネオヘアー、とは棚橋さんの言葉。
エンディングのスネオさんの曲を聴くと、ぜんぶ持ってかれちゃう気持ちになっちゃうそう。
そのくらい、名曲に仕上がっているとのこと。
・ちなみにその曲「ホームタウン」は、今のところリリースの予定はないので、
フルバージョンで聴けるのは、この映画だけだそうですよ。
・監督さんは、映画をつくった経緯や、超低予算(集まったのは目標額の3分の1=1千万ちょい)に加え、たった7日間で栃尾での撮影を完了させた話を。
ux(夜中にかなりこの映画のCMが流れています!)でレッドクリフ(制作費何十億円?)と一緒に宣伝されているのに驚いたり苦笑したり・・と。
・7日という短い撮影期間。雨が降りそうとのことで、毎晩寝ずに脚本を書き直していたそうなんですが、奇跡的に雨が降らず、天気に恵まれて撮影ができたとのこと。
・映画は、残したい美しい景色と恋の話だけれど、それだけではないので・・・というようなことを言ってらっしゃいました。
(ごめん、もうあんまり覚えてないや)

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◆いざ映画◆
映画は胸キュン。きゅんきゅんですよ。


ただね、きっとみんなこう思うハズ!
なんでそこで○○のシーンないの〜!!って!!!
そこがちょこっとざんねんだわ〜


「人を思いつづける気持ち」これが、映画のテーマみたいですけどね。


さて。
栃尾の美しい風景を残したいがためにつくった低予算映画というふれこみで、
実はほとんど期待はしていなかったのですが、地味だけど、なかなかよかったのです。
幼なじみの恋心・栃尾の広大な田んぼの広がる美しい風景・古ぼけた田舎な感じの町・
挟み込まれる職人さんたちの仕事風景、そしてモノクローム写真にまつわる幻想的な話。
それから、六時五分前の時計も・・・
監督さんの入れたかったいろいろなものが、うまい具合に埋め込まれている感じがして。
もともとは、地震のときに駆けつけられなかった思いが、監督さんの映画作りのきっかけになっているようなのですが
地震について語る部分はありません。でも大事な要素として地震が映画にかかわっています。



寺島咲ちゃんはちょっと成美璃子風味。もっと凛とさせた感じ。
川野自由くんもいいね。撮る角度でイメージ変わるけど、ちょこっと嵐のサクライくんに見えたりも。
出だし、中学生日記みたいになるんじゃないかとヒヤヒヤしたんですけど、進むにつれ慣れてきたかも。
地元の素人さんがでてくる学校シーン(ほか、いろいろ)はやっぱり中学生日記風だったりするんですけどね。
やっぱり、大杉漣さんとかでてくるとホッとする〜。さすがに安定感ありました。


エンドロールでは、クレジットにでてくる長岡&栃尾のたくさんの協力会社さんの名前に、
なんだか目頭が熱くなってしまいました。じーん。
もちろん、たくさんの学校やら、協力してくれた栃尾のひとの名前にもね。

そして、棚橋さんのお告げのとおり、スネオヘアーの曲にやられます。
スネちゃんは、こういったちょっと郷愁を誘うメロディー、ほんとにうまい!



全国公開いつなのかしら?やるんだよね?もちろんね??*1



そうそう
スネオさんは、スマップの新曲コンペ(〆切25日なんだって!)だそうで、今、気持ちがそれどころではない、て感じみたいです・・・

*1:8月公開、らしいです