ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

シネウインドで「アンダーグラウンド」(DR版)みた。
全然映画館に行けない1年で。今年ウインドに行ったの2回目かも??会員になってる意味がないくらい。


1995年の映画のリマスター版。
ウインドの支配人激押しだった映画。会報誌の紹介記事が熱くて、読んでいるうちに、これはみなくちゃな、と思ったんだけど・・・
頭の中いっぱい&疲れているせいで、集中できず。話をうまく追えず。
映像と音楽の、はちゃめちゃな感じだけが心に残った。
あーせっかくの3時間が(泣)・・・しかたないけど。



別の日。
仕事帰りに「エンディングノート」にすべりこみ。
うーーーー。んーーーー。
期待ほどではなく。
わたしには、足りない。


死や生や人生について、考えさせられることが多い昨今。
そういう映画もたくさんある。
ニカさんの音楽や本からも、いやおうなくそれを感じとったばかりのところ。



この映画には、なにか足りない。
たぶん、熱のようなもの?

そして、幸せすぎる、のかもしれない。
恵まれていると思う。
この家族が。
このお父さんが。
でも、これが「一般的」な家族の姿?なのかな。



父と母の最期の場面にうるっとはきたものの、
泣き虫のはずの私が全く泣けなかった。。。


この父のキャラクターだったから撮った映画だったんだと思う。
だから、じめっとした映画にはならないし、しない。
だけど、そこが、なんか、いやだな。って見終わって思っちゃったんだ。私。
軽い。わざとだけど軽い。
それが、今の私向きではなかったんだろうな。 今 だから。それだけのこと。


なぜ教会葬にしたかのくだりも、普通ならくすっと笑えそうなんだけど、
家族にクリスチャンがぽろぽろいる私には笑えないんだよね。
カトリックプロテスタントの違いもあるのかな?
あんな洗礼の仕方ってありなのかな。
ちょっと複雑な気持ちにもなる。


。。。。。。
自分があと、余命何ヶ月なのかわかったら??
そしたら私もエンディングノートを書くんじゃないかと思う。
こうしてほしいという覚書。今までの感謝。自分の死を伝えてほしい人。口座番号、暗証番号(笑)
だけど、自分にそんな準備期間があるかなんてわからない。


準備できる時間があるのは、段取り屋さんにとっては幸せなこと。
わたしもたぶん段取り屋だから、準備して死にたい、とも思うけれど、
その時は、このお父さんと同じように、失敗したこととか嫌なこととか思い出しそうだ(笑)
だから、思い出してブルーになるより、何も考えずに突然死ねたほうが幸せかもな〜。
どうなんだろね。ま、どっちでもいいか。