ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

冬なんだな、と思うとき


野菜室に白菜が塩漬けになって入っているのを発見したとき。
あ、始まった。そんな時季か…と、見てみぬふりをしていると、
幾日かあとには、特大のキムチタッパーが冷蔵庫の中に鎮座する。
この人はいったいいつからキムチ漬けるようになったんだったかなあ、
と思い出そうとしたら、
よい思い出もわるい思い出もぽこぽことあぶくのように浮かんできてしまったので
自分で自分の頭のスイッチをOFFにした。



雪降った。もさもさ降った。
冬である。
ちらちらしている程度だと、このへんの人は、雪降ったね、とは言わないような気がする。
もさもさ降っているのを見て、あー降ってるよ。やだなー。とみんなが言いはじめるようだ。
大人になると雪が嫌いになるのは、単純に、雪が降ると渋滞する、早起きしなければならない、
日々の時間設定が狂う、毎日車の上の雪を降ろすのがめんどくさい、
とかそういう理由だよね。



ル・レクチェがたくさんやってきた。
そう思うと、うれしい時季。
冬だ冬だ--。
それまで洋梨を美味しいなんて思ったことはなかったけど、
歳をとってから知ったルレクチェには脱帽するしかなかった。ねっとり感と香りと甘み。
つくってくれてありがとう、白根のひと。


同じく。新米がやってきたとき。
あまい。そしてピカピカしている。


忘年会のお誘いがあったとき
うれしい!その気持ちがうれしい。
忘れずにいてくれてありがと。っておもう。
だけど、予定が合わないことばかり。
今年中に飲みましょ、と言ってもらったりもするけど、
もう確実に時間がない。休みがないや。



ほんとうに今が12月で、もう年の瀬だってことが信じられない。
全く実感もなく、毎日あわただしく、
そして年末とか年始とか、そんなこと全く考えられない感じ。
いつもの月と変わらずの仕事。

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「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」がおもしろかった。
いっつも寝落ちしちゃったり、録ろうと思って忘れてて、
結局最終回の「日本のロックの軌跡」しかみれなかったんだけど。
楽器ができる人、音楽の法則がわかる人、とかってほんとうに羨ましいと思う。
YMOの曲をバンドアレンジしちゃうワークショップ、すごかったしおもしろかったな。

最後のライブは、
小山田君に清水ひろたか、と出てきて、あ、これは・・・と思ったら、やっぱりあらきゆうこちゃんがドラム。
このへんの人たちはほーんと歳を感じさせないのが不思議。
でも、高野さんは歳とったなーって。まあ、実際みんなもう年とっているか。
教授もなんかふっくらしたように見えたし。
そして、高田さんの髪型にびっくりした。最近って、そんな感じなのか。イメージ違ってだれだかわかんなかったよ。