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外は大変な天候らしいんだけど、窓から眺めるだけではよくわからないや。ローカルニュースをじっと見てる。

入院も一週間になっちゃった。

暇だけどなんか快適で、もっと居たいよなぁなんて考えてたりする。
規則正しく、余裕のある生活のなんて素敵なことよ。
まあ、部屋が空いていて、6人部屋なのに個室みたいなこの状況がラクチンってのもあるけど。
意外にも、ちょうどいいぐあいに、顔を見に来てくれるひとたち。
毎日飽きないや。

経過が順調らしく、もうすぐ胸にさしていたチューブも抜けそう。一心同体のサキューム君ともおさらば。でもちょっとさみしいね。
肺の吸引を止めてから、急激に眠気が。体が安心したのかな。

サキュウ君です！と名前をつけてあげたら、友人が鳥取砂丘？とツッコミ。
トットリ君でもいいかもね。トットリ君は、血とか体液とかまで吸引しちゃう、つよい子なのだった。

世の中は、勘三郎さんのニュースでもちきりだけど、
あたしにはブルーベックが亡くなったことのほうが、ビックリ度が大。
私がはじめて買ったCDは、デイヴ・ブルーベック・カルテットのTIME OUT。中学生くらいかなあ？
ジャケ買い、というか、批評買いなんかなぁ。新聞の小さな紹介欄に載ってたの。近所のレコード屋さんに買いに行ったんだったか。
ちなみに、はじめて買ったレコードではない。

タイム・アウト

読む物がほしいほしいと訴えていたら、家族が何日かぶんの新聞を持ってくる。
またも訃報に釘付け。そっかーワタリウムは和多利さんだからなのかー。不意を突かれた感じ。