ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

最近、たてつづけに食器を割ってしまっている。
それも、大事な。お気に入りの。


もう手に入らないREXHotelのバッチャン焼のとか、
とある作業所の手づくりのカップとか…
土鍋とセットで買ったとんすいの片割れとかも…。


形あるものはいつかなくなってしまう、とか
別れがあるから出会いがある=新しいものが探せる、とかって
思うようにしてるけど、
やっぱり、やっぱり悲しい。
気に入ったものしか買わないようにしてるからなおさらなんだな。


カップに至っては、ほぼ毎日使ってたから。大好きだったもの。
ダンナがね気が向くと金継ぎとかしてるけど、さすがにこのカップはな、違うんだよな…



さてさて、明日で終わっちゃう。僕のいた時間、が。
10話はドラマの感覚が戻ってきていてほっとしたけど、
内容は核心に向かっていてストーリーとしてはキツくなっていく。
この病気は意識がなくなってゆく病気とは違う。だからこそ。



次が観たい気持ちと、これで終わりかと思う淋しさと。
あとは、ドラマとしてどう纏めるのかという怖さと。
今までだって好きなドラマはあったし、記憶に残ってるものもある。
だけど、こんなに毎日、頭を離れなかったドラマはなかった。
ドラマの台詞を借りれば、
「会っちゃったね…」って。会わなくちゃいけない人には必ず会える。
私が今、会わなくちゃいけないドラマだったと思ってる。



あーー、 なくなる、ってやっぱり悲しいね。


でも感謝してるの。作ってくれた人たちに。
一緒に生きていた3ヶ月でした。ほんとーうに。
あ、大好きなカップにも感謝してます。
一緒に過ごしていた3年、ありがと。



私は天邪鬼で捻くれていて、自分でも可愛くないなーと思うけど、
素直に、まっすぐなものをよかったとかありがとうとか肯定できるようになってきた。
一生懸命を見られるのが恥ずかしいと思わない。それでいいじゃない、って思えてきた。
いまさらだけど。やっとだけど。ね。