ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

「さよなら歌舞伎町」をみてきたよ。ウインドで。


すごーく、好き。この映画。わたしは。
なんと廣木監督が来館されていて、それを伝えられたし。うれしかった。


ピンク映画出身の廣木さんが少し戻ってきたみたいで、
エロシーンいっぱいだし、ちょこっとだけバイオレンスもあったけど、
でもなんだか牧歌的。あやのたんのせいかな?


続きはまたかく!
とにかく、わたしはこの映画がすき〜

さよなら歌舞伎町 (リンダパブリッシャーズの本)

さよなら歌舞伎町 (リンダパブリッシャーズの本)



………
つづき


ラブホテルの1日を舞台にした群像劇。
ホテルのワケあり店長役が染谷くん。
登場する幾つかのカップルがとてもおもしろく関係していて。
あっという間の時間。
エロ満載ちゃあ満載だけど、全然湿っぽくならず、可愛らしくて観たあとは爽やかなの。
題材は実は重かったりもするけれどコメディタッチになってもいて。
この映画、前田あっちゃんがヒロインとして取り上げられてはいるけれど、
本当のヒロインは、ヘナ役のイ・ウンウさんだと思う。
お風呂のシーンがほんとうに素敵。わたし、泣きましたから…


南さん×松重さんのカップルのドン臭い爽快感とか、
JKカップルの可愛らしさとか、ともかく〜好きー。←そればっか。
舞台もね、可愛らしいんだよね。部屋の中とか事務所の中とか何気にオシャレなの。そんで、たまに流れるBGMがつじあやのタンのほんわか音楽。
監督は、ラブホテルにピクニックに行くイメージ、と言ってられましたが、なるほど〜。
妹役の樋井明日香さんとか、JK役の我妻三輪子さんとか、すごく気になったー。こういうところから、未来の大女優さんって出てくるような気がするんだよね。だから映画っておもしろい。




廣木監督の映画、
さよなら歌舞伎町、オトコの一生、それからストロボエッジ、と
なんと市内で3作品が公開中(ストロボは週末からかな?)という、お祭り状態。すごいなー。


わたしは、バイブレーターから見てるけど(これもウインドでみたよ。10年くらい前?当時の私には衝撃だったけど、すごく心に響いた映画)正直、ストロボエッジみたいな少女マンガを撮っちゃってるところに驚いてます。
まあ、黄色いゾウとか100回泣くこととかも、女の子映画だとは思うけど。
ストロボエッジはね、新潟でロケしてるし(最初アオハライドのほうだと勘違いしてたよ、わたし)、廣木監督の少女マンガ映画がどんな感じになるのか興味津々ではあるのですが。
でもね、どうしても主役2人とか他のキャストにそそられなくて…。
たぶん映画館では観ないとおもう…。監督ごめんなさい。
ソフト化されたらきっとみるよ!


それから…
この映画、去年のフィルメックスにも出品されていて、余裕があれば真夜中5と一緒に観たかったの、ほんとは。
あの時は真夜中5に必死でチケ取りに頭回らず&滞在時間の関係で断念したのでした。ずーっと観たいと思っていたので、ようやく観れてうれしい。
そして、これも真夜中5同様、釜山の映画祭に出品されていたという。
私の中のこの映画の主役、イ・ウンウさんは、釜山で初めてできあがった映画を観て、泣いていたそうです。
撮影の話とかをパンフで読んで、わたしもまた涙…。
そんなウンウさんの主演作、メビウス。話題の…
新潟でもやるってよ。もちろんウインドで。
だけどね、ウンウさんを観たい気持ちはあるけれど、メビウスはなんだか怖くて見れそうにないよ〜。