ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

25の手紙

すっかり、4月も半ばに突入。
新しい生活は、なじんでいるようなそうでないような。
余裕があるように見えて、気持ちの余裕はないようで…
今までと全く違うことが、周りの人たちの目標で。
理想的といえばそうだけど、今までの全力疾走が染み付いている私には
このゆったり感とか、どうにかなるでしょう感が、どうも慣れないでいる。
本腰いれないといけなくなるのが、これから、のせいもあると思うけど。
嵐の前の静けさなのかな?あいかわらずなのは、わたしが心配症だってところ。なのかな。



とにかく、半端ない気疲れ感の4月。



一週間前。


ハルたんのおたんじょうびでした! パチパチパチ〜 ←遅いよ!!


ハルたんおめでとう☆
ケーキはたべましたか?シャンパンはのみましたか?
それともバーボンとウィスキーでお祝いしましたか?
おめでとうってみんなから言ってもらいましたか?
プレゼントはもらいましたか?


んー。
ハルたんがほしいものはなんだろ…。



たぶん、おだやかなココロ。じゃないかな?
わたしはそう思うよ。



だけど、反面、ハルさんは、きっとそれだけじゃいけないと思っているはず。
それでいいんだよ。
意識は上へ。
自分を律して。
強くなろうと思っている。真剣に。
それを見せてしまうのは、恥ずかしいことなのかもしれないけれど、
受けとめてくれる人がいるのなら、恥ずかしいことなんかじゃなくなる。
ハルさんの周りには、受けとめてくれる人が、ファンがたくさんいて。
うらやましいことだなあって思う。



でも。
たとえ、たくさんじゃなかったとしてもいいじゃない?
受けとめてくれる人がひとりでもいてくれたら。
あなたの大切なひとがいるのなら。


ハルさんにそんな大切なひとがいるのかは実際はわからないけれど、
いてほしいな、って思ってる。
ずっと今と同じ気持ちを持ちつづけられないかもしれない。
あなたの目標は変わっていくかもしれない。
でも、変わっていくあなたの気持ちをいつもそのまま受けとめてくれるひと。
遠くにいても近くに感じられる、そんなひと。
いてほしい。まあ、いまじゃなくてもね。笑
わたしは今、そんな気分。



25って大人かな?
大人に見えて、実はまだまだ大人じゃない。
わかっているように見えて、わかっていないことたくさんある。
だから虚勢を張ったり、バリアを張ったり。
まわりの25歳たちを眺めてそう思う。



ハルさんには、これからも苦しいこと、たくさんあると思う。
それでも、わかった気にならずに、謙虚な気持ちで。感謝の気持ちで。
それは、25に限らないことだけど。
わたしも、幾つになっても、わかった気にならずに、
謙虚に、迷ったり苦しんだりしながら、でも楽しいことに出会いながら
ハルさんと同じ気持ちで進んで行きたいな、と思う。
ほんとは、こんな歳になってって、笑われるのかもしれないけれどー。
これが正解、って言い切りたくないの、かな。
正解なんてないから。みんな違うから。ね。
だから、迷う。だから、悩む。




ふれる。を読んで。読み返して。
最初に写真集を作ろうとしていた時は、こんな本ができあがるなんて想像してなかったんだろうなとしみじみ思った。
独白本にしたいと言ったのはハルさん本人だろうか?だろうな。



でも何度か読んで、
なんだか、物足りない、って思ってしまった自分がいた。
ダラダラと胸の内を吐き出しているみたいに見えるんだろうけれど、
わたしには、ハルさんは、言葉にしたいこと、吐き出したいこと、
もっともっとあったんだろうと思えたんだ。
写真集のつくりのせいで、あのくらいで収めるしかなかったんだろうけど。



そしてできあがった今、実は読み直すのが恥ずかしいんじゃないだろうか、本人は。
それでも、25歳になった足跡として、この本を残した。
ね、ハルさんはここで一旦、手放したらいいよ。今までの思いを。



以前、わたしの好きなアーティストが言っていた。
“自分を大事にしすぎないこと。
大事にすればするほど、守れば守るほど、
出口を見失い、新しく自由な場所にはいけないと思うのです。”
と。



たぶん、ハルさんも、新しい場所に行くために、自由になるために、この本を残したような、そんな気がするんだ。その意思表明なんじゃないかと。




写真集としてはなんだかまとまりのないものだとは思うけれど、
わたしはとても好きな本。
でももうとうぶんは、開かないかもしれないな。わたしは。




一週間前書こうと思って、全く文章にできなかった。
今日になったらすらすら書けた。
今日の日記はハルさんへの手紙みたいなもの。
さて、このへんでおしまいね。


……
サイン会、申し込みしようと思っていて、すっかり忘れてた!急がなきゃ!
なーんて、どっちみち行けない日なんだけど。笑
でも、会いたかったなー。顔を見て気持ちを伝えたかったなあ。願望だけどね。





映画1本。
味園ユニバース」をみたんですよ。
山下監督×赤犬×二階堂ふみ×渋谷すばる
殴られた障害から記憶喪失になってしまうポチ男こと、渋谷すばるが、
貸しスタジオ屋を継いだ二階堂ふみ=カスミを手伝うことになって、
彼女の取り仕切る歌謡バンド赤犬のボーカルを任されてしまう、って話。
拾ってきたからポチ男、なんである。ポチ男って名前ならかわいい気分にもなるってことでー
ディープな大阪の下町で昭和な感じがまたおもしろくて。
実はポチ男は危険人物で深刻めいた過去が絡んでくるんだけど。

映画 味園ユニバース パンフレット

映画 味園ユニバース パンフレット

前半、すごくおもしろくて、好きな感じ〜と思って見てた。
赤犬さんたちのグダグダ感も、カスミの真剣さも心地よくて。
カスミとポチ男の距離がなんやかんやと縮まる部分も。
なのに後半があれれ?って感じで。ちょっと腑に落ちないとこもあったんだー。笑
あと、最後のうたは、古い日記じゃないのかよ〜!みたいな。
山下監督ならもうちょっとこう、みたいなのできた気がするんだけど、な。


で、渋谷すばる。よかったよ。
ジャニーズの若手は俳優やってる人たくさんいるけど、
俳優っていうより、役者としてやっていけそうな雰囲気があって。
そして、この映画の肝である、歌、がすごくよかった。チカラのあるボーカル。



芯の通った俳優さん、いいなと思える俳優さんは結構いる。
渋谷くんだって、すごくすてきな役者になりそうだと思うしね。
なのになのに、
なんでわたしは、ハルさんにだけこんなに惹かれるのかなあ。
知りたいと思ってしまうんだろうなあ。
今までの傾向からは、わたし好みの男子ではないはずなのに、な。
そう思って1年以上。
行き着いたわ。わかったわ。
ハルさんは、今のわたしにとって「必要な人」だったから、なんだって。