ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

渋谷で5時


シアターコクーンの前に、立ち寄ってみた。
午後5時半。松濤美術館のまんまるの中庭から。
Bunkamuraすぐ近く。




向かいのマンションから、カラスが飛びたとうとしていた。
案内してくれたスタッフさんとふたり、絵になる風景をうふふと眺めてた。
脚のない小鳥…のフレーズをちょっとだけ思い出す。指先くらいの小鳥でも、青い鳥でもないけれど。




……
わたしは、ここにはいつも思ったことをスコーンと書いてしまいます。
で。
今、コクーンのことを書いてしまうと、辛口に見えかねない気がするのです。
ちょっと寝かせてみましょうか。


パンフレットを読んでみたり、ここ何日かのネットニュースを読んでみたら、少し気持ちが違うかもしれないし、ね。



「地獄のオルフェウス」のこと少し。
映画「蛇皮の服を着た男」より、話がわかりやすくなっていたと思う。状況説明がされるのは演劇ゆえ、かな?
変わっている部分ももちろんあった。それが演出だもんね。
とにかく戯曲を知らなくても話は追えるってことなの。
映画版見ていたせいで、わたしは咀嚼しやすかったけれど。




はじめての生ハル王子について。
はじめての生身のハルさんだったのに、
わたしは全く「会えた〜!」って感じかしなくって…
映画を見ているのと同じ感覚で。
生だーって感じさえもあんまりなくて。
真剣に舞台全体を見て、舞台について考えながら帰ってきてしまいました。
生だーって思わないくらいみんながきちりと世界を作っていたからなのかもしれないですが。



席が中程だったせいもあるのかな?
表情が細かに見えるわけでも、鍛えた筋肉がよく見えるわけでもなく(遠目では鍛えた感はなく、細身のハルさんに感じた)
ほんとに、出演者のひとりとして見てしまっていた自分…
なんだろ、あんまり高揚感はなかったの。ちょう冷静。
前の席だったら、もっと違ったのかなあ、うーん。



また辛口になりかねないので、きょうはこれにて!
少しずつ追記します。
身体は大事だなーとしみじみ思ったお出かけでした。って、まだ旅の途中ですが〜
土曜日を楽しみますね。
また。