ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

地獄のオルフェウス@渋谷 シアターコクーン 2015.5.8

ちょっと寝かせてみたけれど、ほんとにちょっとだけ書きます。
ネタバレはたぶんしないよ。
感想だけだよ。
つづく



………
つづき。
すみません、辛口あります。でも素直な感想なので。
よろしくね。


えーと。
初日が5.7。わたしは2日目の舞台でした。
観劇後、実は少しテンションが落ちていました。


蛇皮の服を着た男、はDVDで見ていて。
マーロンブランドは色気はあるけれど、なんとなくイメージじゃなかったの。
ハルさんの方がイメージに合うんじゃないかと思っていた。だから楽しみにしてたの。


でも、でもね。
わたしのイメージしていたヴァルとは、また違っていて。
なんとなく、30歳の大人な男になり切れていない気がして。
みんながついつい惹かれてしまう男、って感じがなんだか薄くて。
滑舌もあんまり良くなかった…。



周りの役者さんたちは流石な感じがあって。
しのぶさんはもちろんだけど、三田さんも!
噂好きな女たちも、ジェイブも、存在感あった。
キャロル役の水川さんは、水川さんらしかったけどキャロルだと思った。



わたしはついつい、目が厳しくなっちゃうのかなー?期待し過ぎているのかなー?自分でもよくわからないけれど、なんとなくハルさんのヴァルが弱い気がしちゃって。



後半は、心九郎とかシャチが飛び出てきたように思うシーンもあったなー。いいんだけど、ヴァルじゃないような。



ギターの弾き語り、ハルさんは相変わらず素敵な声ではある。
歌はうまい。
でも、ブルースに聞こえない。重みがなんかちがう。
演劇中の歌だからしょうがないのか、これでいいのか。
素敵なのに混乱してしまう自分。




で。真面目なストレートプレイより、ハルさんはミュージカル的な楽しい舞台が似合うような気がした。
ゴエロク好きの贔屓目かな?
まあ、この舞台も真面目ばかりじゃなくて、笑いも取り入れられていたんだけど。
それに関しても、しのぶさんやっぱりさすがで…。セリフの作り方とか笑っちゃうよ。




あ、オペラグラス忘れたー、って気づいたのは、
前の方の席の人が覗き込んでいる姿をみた時。
私の席は、真ん中あたりだったけどやっぱり遠目。表情や細かい姿までは見れない。
オペラグラスあったら、もっと違ったかもなあ〜。



それゆえ、生ハルさんに会えた〜!って感じも薄くて。
ほんとに映画の中とかTVで舞台を見ているような感覚で。
まあ、いいんだけど。笑



そんな感じで終わってしまった。
終わり方も、あ、終わりでいいのね?って感じがあって。



………
ただ。
ハルさん、進化しているらしいよ。
私が見たのが2日目。
どんどんよくなっている、って話を聞く。
だから、次をまた楽しみに。変わっているヴァルを、ハルさんを、期待したいと思ってます。



その頃にはまた、わたしの気持ちも変わっているかも。



チケット楽しみだなー。
よく見える席で見てみたいなあ〜。
とにかく。オペラグラスは忘れずに〜!!
未来の私と皆様へ。
愛を込めて。