ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

WOWOWさんで始まった「夢を与える」がおもしろい。
4回連ドラなのかな?
http://www.wowow.co.jp/dramaw/yume/index.html


慌ただしすぎて、地上波の今クールの連ドラ、ほぼ見れてない状態なんですが。これは絶対見よう。
地上波、たけるくんの「天皇の料理番」だけ見れる時ちょっとだけ見たり。
キャストもおもしろそうだし、黒木華ちゃんの役が健気でよいなあ。
たけるくんの包丁使いは、HTでお釜から溢れるゴハンを炊きそうになっていた人とは思えない!笑
料理に興味なかった人がどんだけ修行したんだろうね。そう考えると俳優さんて、大変だけどおもしろい仕事だよね。自分ができないことも嫌でも習得しなきゃいけないんだもんね。でも自分のモノになるってすごいこと。



で、
夢を与える。
最初から引き込まれた。簡単に言うと子役とステージママの話なんだろうけど、たぶん簡単じゃない話。
原作は綿谷りさ。
菊地凛子×小松菜奈 ほぼ初回出ずっぱりの子役は花音ちゃん。オダジョもよいよ。
犬童監督だったのちょっと意外。
でも脚本が高橋泉さん。この人、ダリーマルサンの人だ!群青色の人!と思ってテンション上がる。気になってる脚本家で監督さん。楽しみ。
おまけに音楽、菊地ナルたんだったし!更にテンション上がってきてます。
ひとことで言うと、好みの感じなんです。ね。



WOWOWといえば…
古田新太×小泉今日子の舞台
「いやおうなしに」見ました〜!!
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/106633/index.php?m=01


これもめちゃくちゃおもしろかった!!!
ただし、これ問題作でもあって…TV放送は無理だと思われてたらしい。
放送では二人の対談も挟まれてたんだけど、この舞台、始まって席を立つお客様が続出だったとか!笑(ほんとか?)
見始めてすぐに元ネタは面影ラッキーホールと知って、あーナルホド。
だよね、確かに生理的にダメな人はいそうだよね、とは思ったけど。
最近音楽とは離れてるので、面影ラッキーホールは出始めの頃しか知らなかったんだけど、まあ曲自体が問題作な歌詞なわけで。でも音楽面では好きだしコアなファンもかなりいたはず。
ファンクなんだよね。たしかに歌謡ファンク。
この世界をそっくりそのまま舞台にしてるんだけど、すっごくうまくできてると思うし〜!場面転換何回あったんだろう。
舞台監督の河原さんてさ、やっぱすごいんだなーって思っちゃった。



新太さん、キョンキョンの夫婦ももちろんよいし、娘役の高畑充希ちゃんがすごい。はっちゃけ具合もうますぎる。ミュージカル出身女優さんだけに歌も超うまいし。
高田聖子さんも薄幸でスレた奥さんというさすがの役柄と演技。
キョンキョン×聖子さん×充希ちゃん の振り付けアイドル3人娘ぶりもすんばらしー。
あと、先輩役がトモロヲさんだったのもまた…。似合いすぎるでしょ、この舞台に。
なんか絶賛してしまいたくなる…



いわゆる三面記事的物語なの。社会の底辺とかお下劣な部分とかで出来ているような舞台だけど、これに目を背けちゃうのはまたまだお子ちゃまか、不謹慎が苦手で頭が固いか、もしくは自分が実際経験していていたたまれないか、のどれかなんじゃないのかなー。
まあ昔のわたしだったらゲロゲロってなってたかもしんないし。
人生って、綺麗で穏やかで平凡なことばかりじゃないよね。
自分の周りにはこれないなー、だったとしても、現実にはたくさん落ちている話だったりするの。
ニュースや新聞で見聞きする現実世界のいたたまれない話。
ある仕事をしていたとき、ほんとにそう思ったんだー。
それにさ、小説とか映画とか見てるとと、いっぱいあるよね。こんな感じの話は。



で、それをこんなに笑える舞台にしてるのすごいや。
辛いこともほんとは見たくないことも、こうやって笑いとばしちゃう強さ。
そのくらいじゃないとねー、って新太さんもキョンキョンも思ってる。
最終的には愛と希望に向かう話って言ってた。なんか納得。


これ、生で観て見たかったなーって思ったもん。
なんて。
以上、舞台を画面で見るのはやっぱり得意じゃなくて、3時間一気には通し見できなかったわたしの独り言でした。おしまい。