ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

2009.2.1 東京1日目(後編)


国立競技場駅→メトロ乗り継いで銀座へ移動


芯ホルダーもしくは鉛筆ホルダーを探してるのです。それも持ち歩けるようにクリップついているやつでかわいいもの。
ここならあるかなぁ?と思って、銀座の小さな小路にあります「五十音」へ。
ほんとうにちいさなお店ですが、いろいろなものがぎっしり。
でも、わたしが探していたものは見つからず・・・むりやり何か買おうかとねばって探してみたあげく、今回はパスです。




この小路、入った瞬間、つきあたりのビルすごいなーーっておもったよ。50年代か60年代のひとが描く未来都市、みたいな感じ?




他にも寄りたいところはあるものの、わたしには勝手がわからない銀座サン。
時間も気になるのでさくっと戻ります・・・。

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上野御徒町
・JR東京駅の中央口にある
ラッセリーレカン。…の手前にあるカフェスペース(笑) へ。
高級なレカンと違ってお値段は控えめ。でも、しっかりおいしい軽食が食べられます。
野菜不足かなと思って、ニース風サラダをもりもり食べました。レカンなのにセットで700円って。
ほかのもいろいろ試してみたい。
そしてここ、モクモクさん(もしくはプカプカさん)にとっては、ありがたいモクモクOKなお店であります。
逆に、お店狭いので、モクモクさんしか入れないお店かもしれないですけど(笑)


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・てくてく歩いて宿へチェックイン。つかれたー。しばし休憩。
大江戸線牛込神楽坂めざします。
・が、そのまえに、地下鉄の駅は松坂屋につながってることに気づく。

松坂屋に、だいすきなSCOSがはいってるらしいんですよ!!
正しくは、スコスステーショナリーカフェ、という楽しいおもちゃみたいな輸入文具がたくさんの文具屋さんです。
本店のある本郷三丁目で途中下車もめんどくさかったし。ちょうどいい!
とばかりに、松坂屋南館1F。
なんだかすてきなフロアでした。まずはgentenのバックを眺めたり(新潟店にないものもいっぱい。参考になります。すてき)
大手のステーショナリーやインテリア関係の雑貨のお店がならび、
そして奥にありました!
松坂屋広小路倶楽部・粋」というスペース。
スコス以外にも、いせ辰とか、ミュージアムショップ(東博とか、芸大美術館のもの)が出店していて
アートな感じのワクワクな一角に。
スコスはちっちゃいスペースだけど、でもあいかわらず宝探し的な魅力満載。
立ち寄った赤ちゃん連れのパパが「品揃えがおもしろいわー。他にないし」と夢中になってました。
芯ホルダー(キャップに芯削り付いてるやつ)と、ちっちゃい鉛筆を持ちやすくするホルダーなど購入。
お姉さんが親切だったよ。おしゃべりがすっごく楽しかったー。
http://www.scos.gr.jp/open.htm


なんだかよい買い物をした気分で神楽坂に急ぎます。

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●うたのイワト(二階堂和美・ニカセトラ発売記念ツアー〜距離の近い人たちへ〜)/シアターイワト@神楽坂●

シアターイワトも、牛込神楽坂の出口の斜め前という好立地。

着いたらもう開場中。
小劇場〜って感じの舞台。階段状に観客席が組まれてました。
ひとりのわたしは、どこに座っていいのかよくわかんないけど、まあ、はじっこに。


座席130席。
今回のライブ、実は瞬殺だったらしいです。東京じゃあ大人気だよ、にかさん。
わたしも、今回のチケット戦、PCの前で気合いれてみたんですよ。leteの教訓を生かして。
わたしのメーラー新規のアドレスに送信だとはねられることが多くて。ようやくメールできたのは開始1分後くらいだったかもしれなくて、ドキドキしてたんですけど
取れてたんですよーーー。だからラッキーだったんだと思います。
次回、東京でワンマンだったらそろそろ無理かもしれないなーって思うもん。


そんなかんじで、にかさんは確実に人気者です。
そりゃあそうだよね。
1回みたら、また見たくなるライブだとおもうもん。
だって、あんなひといないもん。ふつうじゃないもん。ね。


よくよく考えてみたら、私、二階堂和美ワンマンってはじめてです。
何度か観てきたライブ、いつも、バックにだれかいたり、対バンだったり…
ほんっとにだれも助けがない、ひとりの舞台っていうのは初めてだったんです。
今回も、だれが絶対一緒にやると思ってたのに、ふたを開けたら、ほんとにひとりライブ。


しかし、このひとり、がすごかった・・・・。


ニカさん、まずは本編でやらない曲やりましょうかー。と
体慣らしみたいに、そしてまるで前座気分でニコニコと弾き語り始めて。
んで、1時間以上(笑)
もう、すっごくすっごく楽しいひとり前座ライブ。
そして20分くらいの休憩のあと、本編開始。



すっごい楽しい!から始まったのに、そのあと、どんどんどんどん内に入っていく。
途中、息をするのもはばかられるような、音を立ててはいけないような
ものすごい緊張感が会場に流れていた。
ぎゅうぎゅうに詰めて座った客席。みんな動けなくなって見つめているしかなくって。


文字にするのが難しい。うまく文章にできない自分がかなしいなぁと思うよ。
とにかく、ニカさんは、CDで聴いてるだけじゃいけないひとだ。
歌っているところをみてほしい。ライブで聴いてほしい。それ以外に伝える方法なんてほんとにない。



ニカさんは、歌う前、いつもニコニコしている。えへへへ、って。楽しそうにしている。
しあわせそうに見える。
でも、やっぱり辛いものとか重いものとか、そういうどうにもならないものを
抱えてきたことがあるひとだ。
この日、あらためてそう思った。
今まで、にかさんってひとは、この世のひとではないのではないかと思ってたけど、
そんなことなかった。ちゃんと人間だったよ。



本編約2時間。
超長いアンコール。そしてまたもやアンコール。
今日は声の調子がいいので、もっと歌っていたい、と最後に歌ったのはシャンソン
愛の賛歌だった。



このあと、ひとりで帰るのが淋しかった。ほんとに。
いいライブを見たーっていう興奮が充満してたのに、
ひとりでそれを咀嚼しないといけないかと思うと淋しくて。
よかった。よかったー。よかったねー。よかったよー。
ひとり何役もつぶやきながら、地下鉄の駅を歩いた。
神楽坂を探索しながら帰るつもりだったのもすっかり忘れていた自分。



1日目おしまい。