ぐ . るぶる ver.20

ナツ もしくはnatsuまたは夏 が書いてます。残す場所。

真夜中5、旅気分で見てきました。
高速飛ばして、2時間弱。IC降りてすぐのはずが、映画館まで迷ってぐるぐる。
でもギリギリすべりこみ。




朝一の映画館、劇場に入ると、おじさまがひとり。
私を入れて2人での鑑賞タイムでしたw
サービスデイでもない平日の朝、シネコン自体も人はまばらで。



朝から頑張ったせいなのか、途中からウトウトタイムに…
まどろんでいる自分に、それでもいいんじゃない、と許している自分。
鼻耳口のシーンでやっと目が覚めたけど、後半もたまに記憶が飛んでるありさま。
でも、なにも考えずに映画の空間に漂っていたい、それがわたしのやりたかったことだから。いいんだ。



上映後、ナイスミドルな感じの背広姿のおじさまが、ゆっくりと劇場をでてゆかれ。わたしも劇場をでると、廊下をゆっくり歩いていられ。
なんか、予感はしてたんですが、おじさまはわたしの方を振り向いて、声をかけてきました。笑



映画、難しかったですね。わかりましたか? と
そうですね、ちょっと哲学的でしたよね、ととりあえず返すわたし。
観ながらものすごく頭を使った、考えながら見ててとても疲れました… だって。



なぜこの映画を選んだのか訊いてみると、
日本の映画だと思っていた、中国語で字幕だとは思っていなかったと。
なんとなく選んだ、みたいな感じなのかな?



おじさまの疑問とおしゃべりにつきあってあげたい気もしましたが、
わたしも今回は半分空間を漂っていただけなので、笑顔でストップしておきました。
どっちがどっちなの?」で終わった映画でしたよね。とにっこり、さよなら。最初に観た時の自分の印象を思い出して。



この映画って、たぶんこのくらいの映画館好きの男性が選ぶような映画なんだな、ってことを感じた日。作っているほうはそんなつもりはないんでしょうが、いざ出来上がってみるとそういう感じなんでしょうね。
それにしても、やっぱり語りたくなる映画なのかも。他の人に訊きたくなる。
しかし私の映画生活の中で、客のおじさまに話しかけられるという経験は初めてだなあ。たぶん。
映画館の人と話すことはあったりするけど。(もちろんシネコンではないですよ)



すぐ近くのSCにて。ひとやすみ。かなりカオスな感じのショッピングモール。
カフェが見当たらず、目についたベリーベリースープへ。
そうそう、映画館には、わたしが手に入れられていなかった、真夜中5のフリーペーパーの1号も置いてあって感激!
やっとあえたね。シーシーたんに!



帰り道は、キラキラ光る海の道。冬の日本海を眺めるシーサイドライン。天気がよくて気持ちよかった。


もともと実家に用があったついでに足を伸ばしてみたような旅だったの。
実家が家と映画館の中間点。実家あんまり帰らないんだけどw
家での用を済ませてもダラダラと居座るわたし。というか、いつものことながら帰らせてくれない雰囲気w


さすがにそろそろ帰ろうかとしていたら、
最近こんな人、多いのよね。とTVを観ている母の声。
TVから、大森靖子の歌が流れてきてびっくりする。
本人さん出演中。まるで歌番組かのように歌ってる!
実家の母が見ていたのは、EテレハートネットTV
毎週見てるんだって。だから風間くんも安藤桃子もお気に入りらしいよ。



大森さん、なんとなくのイメージでちゃんと聴いたことなかったけれど、
思っていたとおりの痛い歌、思っていたとおりの壊れ加減だった…
出演させちゃうEテレもすごいけど、素直に見ている60代の母もすごいわ!



真夜中5、もう一回だけ観に行くかも、しれません。友人誘って。
ただし、ETC割引システムが秋くらいから変わって、
平日の高速ドライブはお安くならないのよねー。
ここ何年かでETC割引は、かなり使い倒したから。なんか、通常料金って高いなーってつい思っちゃうのよね。